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ふぃじかるの日記

おっさん 1ねんせい の にっきだ !

ヤクルトのこと

昨日、職場の飲み会で、俺は「ヤクルト」が大好きで…という話をしたら、向かいに座っていた若い先生がくすくすと笑った。全く笑わせるつもりはなかったのだが、彼女は「飲み物」への愛を語る俺が、とても滑稽であったらしい。

 

ヤクルトスワローズというチームがある。正式には「東京ヤクルトスワローズ」。新宿区の明治神宮野球場を本拠地とし、67年という歴史のあるプロ野球チームだ。

 

俺はこのチームが大好きで、応援している。サッカーとかバスケとか、面白いプロスポーツはたくさんあるけれど、「スワローズ」のないプロスポーツにはあまり興味を惹かれない。というか、どのチームも本気で応援する気にならないのだ。

勝てばどんな景色も美しくなり、敗れればすべの景色が曇ってしまう。そういう贔屓のチームがあるからこそ、プロスポーツは面白い。それが俺にとっての「スワローズ」だ。

 

ヤクルトの魅力はここに書ききれないほどあるけれど、思いつく主な魅力は以下の3つだ。

 

明治神宮野球場という場所

本拠地の神宮球場は、どのプロ野球チームファンと話しても羨ましがられる、野球の聖地だ。大きな空が広がる開放的なグラウンド、バットが白球をたたく乾いた音、傾斜が緩くゆったりとした外野席…この場所は野球を楽しむため「だけ」の場所であり、日常と隔絶された非日常を提供してくれる場所なのだ。チケットを渡し、スロープから外に出た時、薄く夕暮れた空に白く光るカクテル光線。神宮球場の一つ一つの要素を、ヤクルトファンは愛している。

 

 ②強いチームではないこと

スワローズは弱い。歴史的にみても、一時の黄金期を除いて基本的に弱いチームだ。大枚をはたいて大物選手を獲得するなど、しない。これは親会社ヤクルトの社風でもあるらしいのだが、選手を第一に考えてその人生までできるかぎり保証しようという考えのもと、安易な解雇やトレードを行わない。この点はファンにとって、正直歯がゆい思いをするところでもあるのだが、スワローズらしさだと思って我慢している。

ところがそんなスワローズも、ごくたまに、思い出したように優勝したりする!10年、下手をすると15年近く待たされるが、何もかもがうまくいく1年を神宮の神様から与えられて、優勝してしまう。その歓喜が忘れられず、次の10年を頑張れるのだ。(できれば、できることなら、もう少し早いと嬉しいな…)

 

③都会的で真面目なファンたち

プロスポーツチームは「地域密着」が基本である。「盟主」とかいうチームを除けば、どのチームもその地域に深く根付いていて、熱心に応援している。その一体感は、スワローズファンとしては正直羨ましい。というのも、スワローズは地域密着型のチームではない。弱小球団にも関わらず、特定の地域を本拠としない。たしかに「東京」ヤクルトではあるが、果たして東京出身=ヤクルトファンという等式は成り立つだろうか。広島出身、大阪出身などと比較すれば、明らかだろう。

ところが、この非地域密着型チームを応援する変わった人たちもいる。明らかに雨天時役立たないであろう傘を、時には何段にも重ねて振る人たち、ヤクルトファンである。春先の雨で寒い日も、真夏の炎天下でも、熱心に応援する。胸の内では怒鳴りたいときにも何とかその怒りを抑え込み、汚い野次はほとんどしない。自分のチームの選手を優しく見守り、他のチームに行ってもどこか親心で見てしまう。

彼らと話をすると、出身も応援するきっかけもさまざま。かくいう俺も、妹が応援し始めてついでに…というよくわからない経緯でファンになった。しかし、一人一人の「品の良さ」や「真面目さ」は、他のチームのファンにはない特長だと思っている。俺はヤクルトファンが大好きだし、その一員で本当に良かったと思う。

 

3点と前置きしたが、まだまだ書きたいことはたくさんある。とりあえず今回はこのくらいで締めるが、折を見てヤクルトのことを書き留めていきたい。ヤクルトは今まで、そしてこれからも俺の人生を彩ってくれるだろう。すわほー。